オープニングは面白そうなアニメ特集

2022年春アニメ、みなさんはどれが好きですか?

僕は断然BIRDIE WING -Golf Girls' Story-ですね。久しぶりにアニメに昂ぶりを感じました。

それはさておき、今回はオープニングは面白そうだけれど、肝心の中身は......なアニメを集めて見ました。社会人になると24分もアニメ見るのは大変なので、90秒のオープニングだけ見ればいいアニメはコスパが良いですね。

この特集は少しずつ更新していこうかなと思います(最新更新日 2022/06/12)。なので、新しく放送されるアニメも増えていくかなと思います。気が向けば。

 

コップクラフト

オープニング曲は『楽園都市』/オーイシマサヨシ。曲調にあった軽快なアクションムービーが特徴。

制作は『Wake Up, Girls!』等のミルパンセ。嫌な予感しかしないな。

異世界と繋がるゲートが出現し、魔法や魔物が流入した世界で、現世と異世界の中立都市を舞台に、刑事と相棒の異世界人の女の子が活躍するバディアクションアニメ。

あらすじだけ見ると面白そうだし、実際にアニメ全体もそれなりに面白いものの、すべてを覆すほどの作画崩壊に次ぐ作画崩壊で、無事に特集入り。

第1話はアニメ史に残したいほど個人的には面白く、2話もやや怪しいところはあるものの、問題はない。しかし、3話序盤からすでに怪しく、中盤には原画だけを切り替えて中割すらないような動画になり、終盤にはもう原画時点でおかしかったり、止め絵が多かったりと完全な崩壊を迎え、最後まで戻ることがなかった悲劇の作品。オープニングムービーだから許される作画を本編に持ち込まないでくれ。

そんな中でもヒロインだけは一切崩れず、また、CGだけは終始全アニメ中でもトップクラスの綺麗さを保持していたので、悪い点ばかりではない。また、基本エンディングや総集編のエンディング曲も非常に良いので、加点は大きい。それでも覆せないほどの作画ではあるが。

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タブー・タトゥー

オープニング曲は『Belief/May'n』。少年漫画のようなアクションに加え、壮大な物語を匂わせる多数の登場人物が特徴的なムービー。

制作はJ.C.STAFF。やっぱり嫌な予感がする。

謎の男から超人的な力、タトゥーを託されたことにより、日本、アメリカ、王国を巻き込んだ壮大な争いに巻き込まれることになる主人公を描いたバトルアニメ。

めちゃくちゃ豪華かつ実力派を揃えた声優陣と、覇権アニメレベルのアクション作画はまさに大作に相応しいそれ。こんなに面白いアニメが24話も......無い。12話しかない。12話でこの壮大なオープニングに描かれたストーリーをすべて詰め込んでる。情報量が多すぎて理解する前に勝手に終わってる。バカ。あほ。逆鬼滅の刃

非公式映像だけど削除されていないしええやろ。

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カッコウの許嫁

オープニング曲は『凸凹』/吉岡聖恵。『映画大好きポンポさん』のような光でキャラを縁取る手法と近年の京都アニメーション作品のような色彩感覚が特徴的なムービー。

制作はシンエイ動画

赤ん坊の取り違えにより、本来とは違う両親に育てられた男女のラブコメ。誰も生まれてきた赤ん坊の性別を確認しなかったんか?

突っ込みどころはあるものの、設定自体は面白そう。であるが、あまり設定を活かしきれていないところがまずマイナス。ヒロインが非常識人間でさらにマイナス。オープニング映像のようなキャラデザも色彩も本編中ではほとんど見られない微妙な作画でマイナスオブマイナス。同期アニメにかぐや様3期があるのでマイナスオブマイナスオブマイナス。

本編の作画さえよければまだまだ戦えたと思うのだけれど。式守さんと制作会社入れ替えない?

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Fairy gone フェアリー・ゴーン

1クール目OPは『KNOCK on the CORE』/(K)NoW_NAME、2クール目OPはSTILL STANDING/(K)NoW_NAME。1クール目と2クール目それぞれのEDもやはり(K)NoW_NAMEが務める。

制作はP.A.WORKS

近代のドイツ風な世界を舞台に、妖精兵と呼ばれる、妖精の力を借りて戦う兵が活躍した少し後の時代の違法妖精取締機関の話。

第1話はそこそこ面白いものの、以後話が難しいうえに短調、何が描きたいのかよくわからないし、作画も頑張ってはいるものの、崩壊手前レベルのシーンもちらほら。全体的にパッとしないので、2クール掛けて見るにはあまりに微妙。声優はそこそこ豪華。

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メカクシティアクターズ

オープニング曲は『daze』/じん ft. メイリア from GARNiDELiA

制作はシャフト。

いうほど面白そうなオープニングかと言われればそうでもないけれど、一応選出。

一時期ボーカロイド回に一大ブームを巻き起こしたボカロP「じん」による楽曲シリーズ『カゲロウプロジェクト』を元とした、目にまつわる能力を持つ少年少女たちの非日常的日常作品。

曲は本当に良いのに、シャフトアニメの中でも一際意味の分からないストーリー、現代アニメ史に残る作画崩壊、あまりにやっつけな最終回と、期待を大きく覆す悪評を残した作品。

制作会社としてシャフトは最も相応しかったに違いないのだけれど、本当にどうしてこうなったのか。結局、じんは脚本家としてはプロではなかったというだけのことかもしれないけれど、非常に惜しい。

京都アニメーションで作り直さないか?ところで2期が決まっているのと、映画があったらしいですね。どっちも初耳なんだが。

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神様になった日

オープニング曲は君という神話/やなぎなぎ。作詞・作曲はKey作品と言えばこの人麻枝准。なお、第1話はオープニング曲が流れず、エンディング曲『Goodbye Seven Seas』/やなぎなぎ(作詞・作曲麻枝准)のみである。

"『Angel Beats!』『Charlotte』に続く、Keyアニプレックス P.A.WORKSによる3番目のオリジナルアニメ作品"(Wikipedia)にして、令和Keyテレビアニメ1作目(劇場作品を含めると『クドわふたー』が最初)ということで、放送前から多大な期待を背負っており、それに応え得るだけの素晴らしいオープニングである。

肝心のアニメの中身はというと、話は他のKey作品と比べてわかりやすいものの、Key作品特有のしょうもないギャグが本当にしょうもない(そもそもKeyにおける面白いギャグは『CLANNAD』の春原良平関係くらいであるが)こと、ヒロイン含めどのキャラも魅力的でないこと、「この世界が終わる」が過大広告詐欺であること、展開が薄いこと(起承転結の転が弱い)、感動シーンがまるで24時間テレビということ、等々の様々な問題を抱え、誰が見ても完全に事故ってしまっていた。花江夏樹に感動系は無理だって。

まあ前作は『Rewrite』なので、それと比べれば遥かにマシではあったが。

これまた公式動画がないけど許せ。

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