仕事を辞めました

はじめに

 TVアニメ『BIRDIE WING -Golf Girls' Story-』をご覧になっていない方は、先にそちらからご覧ください。当記事内において、このアニメの内容に触れることはございませんが、この記事に目を通すより遥かに有意義です。

 

目的

 仕事を辞めたので、今までしてきた仕事をまとめると共に、会社に対する不満を吐露してスッキリするためにこの記事を書きます。

 

退職を決めた要因

 給料が非人道的。実績に対するインセンティブが完全にゼロ。恩を仇で返すクソ企業。自身の失敗を個人に押し付け隠蔽する副社長。

 

給料

初任給215000円(許せる)

2年目216000円(ギリ許せる)

3年目217000円(許せない。日本国憲法違反。人道に対する罪。SNSで社名出しても許される。今すぐ秘密保持契約を全て反故にしてやりたい)

 

副社長

見た目だけ偉そう。ハゲ。無能。悪人。勤続年数だけで地位を得た。

 

給料は適正か?(一般論)

 仮にFラン私文卒で、言われたことしかできなかった人間がいたとする。だが3年間で遅刻早退無断欠席はただの一度もなく、休暇取得数も有給休暇の範囲内であり、休職期間もなかった。セキュリティ事故で会社の信頼を落とすなどの大きなミスはしておらず、直属の上司からはほどほどの評価を得ていた。都内にオフィスを構える企業としては初任給が高いわけではないし、会社が赤字というわけでもない。賞与は年間で3か月未満である。この人間の3年目の給料として、初任給+2000円は妥当な額だろうか。完全に否であろう。ここで、「俺の待遇はもっと酷いぞ」などと逆マウントを取るような人間は、明らかに感覚が麻痺しているので、自分の仕事を見つめ直すべきである。

 

給料は適正か?(属人観点で仕事を振り返る)

 これだけ給料が低いのであれば、自分の仕事ぶりに、それだけの原因があるはずである。入社してからの仕事を振り返ってみる。

 自分が入社した元弊社(以後は"クソ"と呼称する)はIT企業である。クソには本当に名前すら聞いたことがない偏差値30台のFラン私文卒から早稲田の政治経済学部卒、中堅修士卒まで、それなりに幅広い人間が新卒として入社してくる。もちろん年度によってもまちまちであるが、平均はMARCH理系(情報系ではない)程度である。そのため、IT企業であるがプログラミングに触れたことのない人間も多く入社するし、初めからプログラミングができる人間(と言ってもせいぜい大学の講義で習いました/研究で使いました程度)が2割程度、入社後の研修+OJTを終えてプログラミングができるようになる人間が+2割程度で、この時点でプログラミングができるようにならなかった人間は大体何年経ってもできるようにはならない。つまり、プログラミングができる人間は希少であり、初めからできる人間が入社してくれるのはラッキーである。

 その中でも、自分は中堅大学の情報専攻であり、初めからプログラミングができた人間である。実際、最初の集団研修で全ての課題を提出期限内に提出した数少ない人間(大体の課題は基本課題の時点で提出率が40%程度で、応用課題に至っては8%程度)である。

 集団研修の最終課題でも自社のOJTでもグループリーダーで、その後の配属先は希望通り優秀な人間が集められる部署に配属された。この部署は新人教育を担っていたため、新人から優秀な人材を引き抜く権限を与えられていた(優秀な人材しか集まっていなかったため、新卒入社5年以内離職率が50%を超えている部署でもある)。

 この時点では勝利を確信していた。優秀な人たちと仕事ができる。他の部署と違い、100%の在宅勤務ができる。社内評価が高くなり、同期に昇給スピードや給料で差をつけることができる。

 そんな現実はどこにもなかった。最初の配属は別部署の、30近くの年齢にして平気でグローバル変数を使い、変数名はガバガバ、関数のスコープもガバガバ、保守性はゴミでバグも多いゴミコードの使い手の下についた。それでもこの人間はクソ内では"書ける"側の人間だった。しかしそれ以外は何もできず、自身の進捗管理がせいぜいの人間だった。そんな人間の下についたがために、得られることは何もなかった。その時の自分は1年目の新人だったにもかかわらず1度もコードレビューを受けたことすらなかった。むしろこちらがあちらのコードをリファクタリングしていた。その後はなぜか3年目の終わりまで開発者の下に配属されることはなく、「PM、PL(自分)、メンバー(プログラミング未経験の後輩)」、もしくは、「PM(名ばかり)、PL(自分)」といった、与えるだけで与えられないプロジェクトにのみ参画させられた。もはや成長阻害ハラスメントである。

 2年目は3人の後輩の面倒を見る立場になった。2年目の多くの期間を「PM(名ばかり)、PL(自分)」「PMなし、PL(自分)、メンバー(プログラミング未経験)*2」「PM、PL(自分)、メンバー(プログラミング未経験)」の3プロジェクト同時進行とかいう、弊部署どころかクソ内でも異例の働きをさせられた。同部署の先輩でさえせいぜい2プロジェクトで配下1, 2人である。そんな状態であったが、全プロジェクトで全メンバーの月の残業時間を抑えながら、納期に間に合わせた。こんな芸当ができる人間はおそらくクソ内にいても数人だろう。どう考えてもボーナス最大額支給、最大昇給、最速昇進レベルの快挙である。会社が与えたインセンティブはボーナス100%(増ではない)と1000円の昇給だった。全てを1番下の社員に合わせる、まさにブラック企業そのものであった。

 3年目は基本的に2年目と変わらないので割愛する。

 3年も働けば、クソ内で自分しか保守できないシステムや、自分が1番専門的な分野が発生する。現に自分が出向になってから1つの社内システムと2つの社外向けシステムが停止した。また、自分が一人で全てを書き上げたシステムの派生プロジェクトが5つも決まっていた。それでもなお給料は上がらなかった。2年目より残業時間が減っていたため、年収は数十万単位で少なくなっていた。

 

辞める直前の騒動。無能保身ゴミカス副社長

 以上のことから辞めることは確定していたが、それでも3年勤めていたのは、在宅勤務の力と、辞めてもしばらく働かなくて済むように貯金をしていたのと、勤続3年という再就職に有利な経歴を生むという戦略的な理由である。そもそも給料は決定的にゴミであったが、配属がゴミであることは決定的なほどの理由にはならなかったし、人間関係も良かった。というか直属の上司と部下以外話す機会がほとんどなかった。しかし、辞める際の対応で副社長が無能保身ゴミカス野郎であるということが発覚したので、そこについても気が晴れるように記す。なお、コイツのことは以降はハゲと呼称する。

 

 辞める際は5月末での退職を4月中旬にハゲに対して伝えた。この際は「とりあえず相談しましょう」と言われた。

 最初の相談を5月中旬まで引き延ばされた。だが、この相談日さえも引き延ばされた。そもそも5月末で辞めると言っている社員の進退の決定が5月中旬になる時点でお察しのレベルである。最初の相談日当日はハゲはこれなくなり、課長補佐クラスの先輩が代わりに来た。何しに来たんだ?

 先輩曰く「spくんの評価は他の同期と比べても高い」ならなんで給与レンジが同じなのだろうか?(同期に給与を聞いているわけではないが、昇給額が1000円より少ないということはあり得ないだろうし、別の先輩も毎年1000円と言っていたため間違いない)

 その後ハゲ「また5月末くらいに話しましょう。給与面は社内で再度話し合う必要がありますが、今のプロジェクトはとりあえず退プロにしましょう」(詳細は省くが、この時のプロジェクトは最悪だったので、昇給+プロジェクト変更を打診していた)

 この時点では会社の条件次第では退職撤回も考えられたこととハゲからの指示で、現場には何も伝えていなかった。そのため、退プロ予定のプロジェクトのキックオフ飲み会に何食わぬ顔で参加し「これからもよろしくお願いします」と話すサイコパスと化した。

 5月下旬にようやくハゲと直接会って話した。この時は会議前であったので話はまとまらなかったが「条件は全て通すから、また話しましょう」と言われた。具体的な条件を何も伝えていないのに何を通すつもりだったのだろうか。この日は出向先の社長も参加した飲み会があり、ここでも「これからもよろしくお願いします」と会話することとなった。

 まだ自分とクソの間での合意が取れていないまま、あと数日で6月に突入することになってしまう。そのため、具体的に「この条件を5月中に飲め」というメールをハゲに送る。「5月31日に飲みましょう」がハゲからの返信だった。

 そして当初の退職予定日である5月31日を迎える。ハゲ「早く済ませたいから現場を早退してきて」こいつには常識というものがないのだろうか。現場を早退し、ハゲと共に店に入る。「私が新卒で入ったときは初任給は今の半分くらいで~」これを本当に言う人間がいることに感動を覚えた。2023年エアプなのか?

 

 出た話としては

1. 月給を上げることはできない。賞与で調整することはできる。1人だけ給料が高いと監査がめんどくさいから

→意味不明。同年齢同勤続年数同資格同役職なら同じ給料で有るべきって?つまりハゲみたいな無能ほど得するシステムということを認めているわけである。そもそもこちらは他より資格を持っているし、実績も十分なのだから昇進させればよいわけである。こちらとしては月給を上げてもらう方が都合がいいので、この条件は譲れない(月給が上がると残業代が上がる。賞与は変動するから本当に増額されているかが判断できない。賞与月まで働かないといけない。休職や業績悪化などにより賞与が支払われないケースがある)

2. 現場には退プロで話通したから

→なぜ5月31日で退プロしたいと現場に伝えるのが5月31日当日なのか。社会人エアプ?

3. 現場の人も、出向先の社長も評価してくれていて、残念がっていたよ。「この前飲んだ時も全然そんな感じじゃなかったのに」って驚いていたよ

→じゃあなんで昇進昇給しない?経営エアプ?社長と飲んだ時はお前が口止めしていたんだろうが。認知症

 

 会社の提示してきた条件には同意できないため、6月も働く意思はないことを伝える。(会社が幾度も引き延ばしにしたせいで)すぐには退プロできないため(別に会社が損害賠償すれば済む話だろ)、不服ではあるが、現場の人には恩があったため、6月は上旬で退職し、以後6月末まで時給2500円程度で働くこととなった。

 

 ここまででも十分にハゲの無能ぶりが伝わったであろうが、このハゲの最大のカス要素は、出向先に対する伝え方である。出向先の人とは退職が決まった後も飲みに行ったりしたが、曰く、ハゲは出向先に対し「spくんが本日付けで退職させてくださいって言ってきてさぁ。だから退プロさせるねぇ」は?全てハゲのせいなのに、こちらに責任を全て押し付ける、極悪非道保身カスハゲ野郎の誕生である。社名どころかここに個人名書いても許されるだろ。ハゲが!この世の他の禿げ全員に謝れ!

 

おわりに

 とまあ、こんな感じで退職することとなりました。本当は退職後のことについても書こうと思っていたのですが、思っていたより長い記事になってしまったため、記事を分けようと思います。ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。この記事の購読料につきましては、焼肉または寿司、ゲーミングPC、その他を奢っていただくことでお支払いいただくことが可能となっております。同情するなら金をくれ。ハゲを許すな!